以降の文章にはミュージカルギャラクシーエンジェルの内容に関する記述が含まれている可能性があります。これから先の観劇を予定されている場合、あるいはミュージカル DVD の購入を検討されている場合には要注意。
無論、真に優れた作品は経過と結末を知ってもそれでも楽しいものなんですけれども、まあほら、気にする人もいますからね。今は秘密にしよう
ということで。
あうとらいん
というわけで、またまた行って来ましたよ。ミュージカルギャラクシーエンジェル Re-MIX。今回は帝都は銀座、大帝國劇場…もとい博品館劇場での公演です。
直前になって 7,000 円だったはずの A 席の値段が 3,500 円になってしまったりと(参考「Musical G.A. Re-MIX:イープラスでロイヤル席と A 席の半額投売りセール開始」(2005-12-03))、前回以上にどうなってるの? という感じでスタートしましたが、まあそれでも内容に関して言えば前回同様楽しかったですよ。
公演感想
脚本・演出
前回よりレベルアップ。Re-MIX の名は伊達じゃありません。前回はゲームとアニメの間で中庸を図っていたのに比して、今回はやや脚本・演出ともにゲームよりの内容になっています。
前作をなぞった(リミックスですからね)内容ではありますが、ところどころ前回評判が悪かった部分が書き換えられていて全体として内容が解りやすくなっていました。たとえば前回は、笑いを誘っているのだろうけれどもちっとも笑えないオヤジギャグとか、敵役にまんぐりがえしさせるようなエロネタとかが散りばめられていてこれらがいろいろな場所で非常に不評だったわけですけれども、それらが全部取っ払われています。ほか、終盤の銃撃+格闘シーンも前回より動きがわかりやすく改善されていたりしました。前回はなにしてんのかよくわかりませんでしたからね。
そういえば、前回公演で笑いを誘ったオフィスチェアを改造した紋章機は(作られた方には申し訳ないですが)あまりにもぞんざいだなとはとは思いましたが、今回は今回でゲームの CG を使うようになってしまいました。つまりキャストは声だけ。これはこれでちょっと寂しいものがあります。
唯一悪化したと思われる点は最後にミルフィーユが撃たれる場面。どっちが撃ったのか分からなかったためにその後のセリフで混乱しました。あのシーンではアイスヴァインが撃ってもシルバーナが撃ってもおかしくないですからね。発砲煙でも出ればよかったんですけれど。せっかくの後半最大の見せ場なのによくわからなかったのはとにかく残念でした。願わくば、千秋楽までには改善してもらいたいところです。
なお、もしこれからご覧になられる方がおられましたら、一番の見所はなわとびです。こればっかりは見ないとどうしようもないですが、取り敢えず目を細めてみてください。
敵役
前回の敵役は宇宙海賊エレボスだったわけですけれども、今思えば彼女らはそんなに真に敵役らしくなかったといいますか、敵役にまでギャグをさせてしまったり余計な会話をさせてしまったりしていたためになんとやく憎みきれない存在で、友情・努力・勝利なエンジェル隊とのコントラストが巧くできていなかったように感じたことを覚えています。
ですが今回は敵役はぴっちり敵役で、エンジェル隊と全く違うことをアピールできてます。もちろん最初から最後までギャグなしで、彼女たちの新しい明確な役割のおかげで劇全体の深みが増しています。敵側のトップは冷徹無比、だけど敵全体の中では意識に差がある点などは、比較的ゲームシリーズのギャラクシーエンジェルに類似しているように感じられました。
「参加型ミュージカル」雑感
- スーパーロイヤル席には「アワーズってなんですか?」に対する面白い回答を求められます。
- 劇中でのスーパーロイヤル/エンジェル隊応援席特典プレゼントは舞台と花道から封筒を配るスタイルだったんですけれども、一部キャストの方が混乱して A 席に渡しそうになってました。というかあれ、あまってしまったということはもらえなかった方もいるんじゃないですかね…
- エンジェル隊応援席は前回同様、ダイアモンド探しにエンジェル隊が来てくれるかもしれません。
- 「どっちのケーキが良いですか?」で観客が選択のために拍手するシーンがあったんですが、ちとせとかふくれるミントとかマジでかわいいですので是非ごらんになってください。
キャスト全員メモ
せっかくなので全キャストの方々の感想を一言ずつ。
- 富田麻帆(ミルフィーユ・桜葉役)
- かわいい。
- 自分でも一番得意と仰っているだけあってダンスうまいです。歌も演技も上手でしたが、それ以上にダンス映えてました。
- 小出由華(蘭花・フランボワーズ役)
- かわいい。
- 空飛べていたら一番目立っていたんでしょうけれど、あの劇場では泡だて器を浮かすのが限界でしょうね。ちょっと残念。
- 小野まりえ(ミント・ブラマンシュ役)
- とかく、かわいい。
- すぐ傍を何度も通ったので必死で凝視してましたが、いやほんと腕細いね。つーかあの絶対領域はありえねeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee
- 白川りさ(フォルテ・シュトーレン役)
- きれい。
- セリフを言うのは完璧なんですが、どうにもアドリブで噛んでいる/詰まっている場面が多かったです。まだ慣れきっていない感じ。
- 明坂聡美(ヴァニラ・H 役)
- すごくかわいい。
- だけど客席側に顔が見えないことが多いのがちょっと気になりました。
- ランファの宝石が外れない場面ではフォローはよかったんですが、もうちょっと早いと気づかなかったかも。
- 中山恵里奈(烏丸ちとせ役)
- かなりかわいい。
- 前回より出番が増えています。多分 2 倍くらい。捕縛のシーンも前回のようにただ縛られるだけではなくなっています。
- 横山智佐(アイスヴァイン・トゥルガール・シトローネ役)
- きれい、というか華美。
- 演技が凄い真面目で、さすがに一番巧かったです。巧すぎて浮いていたレベル。
- 三橋加奈子(キルシュ・ヴァッサー・リースリング役)
- かっこいい。
- つーか、なんでこんなに巧いのに涼風は棒読みなの?
- 三浦初美(コルン・ガイスト・マーゲンヒッター役)
- かわいい。
- COACH☆ の中の人の 1 人なんですが、普通に上手。
- 細野佑美子(フィルズィッヒ・アナナス・シルバーナ役)
- かわいい。
- こちらも COACH☆ の中の人。
- 山下幸絵/藤井美妃(ギャラコ アイ/レン役)
- どう見ても一番激しく動いてます。本当におつかれさまでした。
次回はあるかどうか
初日なのに空席ばっかりでした。利益率などは全く存じませんが、勝手に予想する限り初日でも利益上がるか上がらないかの瀬戸際じゃないんですかね、あれは。
是非とも利益を上げていただいて次回公演に繋げていただきたいところですので、是非まだご覧になられていない方は e+ の得チケで手に入れてください。
全体としておすすめのミュージカルです。一押し。今からご覧になられる方は期待して行かれるとよろしいかと思います。次は千秋楽を観劇予定。
記事
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