- 初出:2005-06-22
- 改訂:2005-07-06
なんか「Attachment として cue シートを添付させないと (tta+cue).mka の cue シートを復元できない」とかいう話が存在するという話を聞いたのですが、これにはちょっとびっくり。誰がどこでそんな意図不明な流言を流布しているのかは存じませんが、決してそんなことはありませんよー。それは cue を元通りにする一手段に過ぎません。mka コンテナに格納したものは mkvToolnix を使用すればいつでもカンタンに取り出すことが出来ます。チャプターとして埋め込まれた cue も同様です。といいますか、それができなかったら mka にしたら mka のまま心中するしかなくなってしまいますから流石にありえない。
input (tta+cue).mka から cue シートを取り出すコマンドラインは以下の通り。
mkvextract cuesheet "input (tta+cue).mka" > output.cue
これで output.cue という cue シートが出てくるはずです。もちろん mkvToolnix のフォルダまで path が通っている必要があります。このコマンドライン以外にも、tracks で中身を取り出すときに --cuesheet のスイッチを入れれば一緒に cue シートが出てきます。
mkvextract tracks "input (tta+cue).mka" --cuesheet 1:"input.tta"
これでも大丈夫。
例
余談
確かに Matroska には——魔術的なほどなんでも突っ込める優秀なコンテナだからと調子に乗って——特殊な動画形式を突っ込むと取り出すのが著しく困難な場合というものががありますけれども、たいていどんな場合でもチャプターくらいは取り出せますし、mka に動画を突っ込むことは通常ないので、その辺は心配ありません。
Attachment として添付させる方法は Shell Extension や MPC で簡単に取り出せるから便利といえば便利なのですけれども、たとえば merge してからチャプターに誤りがあることに気付いて修正をしてしまったような場合にちょっと大変。merge をリトライするか、もしくは Attachment をしたあとに cue シートを修正するという二度手間を取らなければなりませんし、やっぱりそういうのは間違いのもとになりますから、あまり…。もちろん、もしものときのために一応添付しておくのは有効かとは思います。
2005-06-23 追記
メールで mka について質問してくるのは勘弁してください。個別にお答えする時間はないのでお断りしています(前にも同じことを書いた覚えがありますが…)。そういう場合は掲示板かコメントを使用してください。どなたか答えられる方がおられるかもしれませんし、わかることなら自分も答えられるかもしれません。
あと、やや勘違いされたメールをいただいて初めて気が付いたのですが、サイトだろうと 2ch だろうとなんだろうとリンクされるのは一向にかまわないのですが、それは私が貼りに行ったわけではないのですよ。ですからそちらの話題をふられてもちょっと…










Comment (コメント)
理由もお願いします
いずれにせよリップ後に作業時間があるわけですが、たとえば自分の PC で foobar を使用して〝聴くだけ〟であれば Int-cue でも十分かもしれません。
mka は仕様が明確に存在している安心感と、ジャケットなどを添付できる利便性がありますけれども、慣れていないと作るのも再生するのもちょっと大変かもしれませんね。自分なんかはもともと mkv の愛用者(といっても VFR くらいしか使いこなせないのですが…)でしたからすんなり入っていけましたけれども、一からとなると難しいかも。あ、でも、(flac+cue).rar を使っているような場合はそんなに難しくないですかね?
個人的には圧縮ファイル内にジャケットなどを全部突っ込むくらいならば mka に添付させて梱包するほうが「健全」かなとは思います。同様に、自分で聴くだけのデータ(しかも自分で持っている CD で、ジャケットなど要らない)のであれば Int-cue でも十分かと。
まあ、おおよそ Int-cue は制限が厳しい部分がありますので、cue シートを超えるフレキシブルなチャプターを利用できる mka の方が便利な面は大きいと思います。
ただ、あとあと EAC を利用して CD に焼く可能性がある場合には mka が圧倒的に有利です。これだけは間違いありません。
mkvToolnix と連携するバッチファイルを作れば、mka を D&D するだけでそのままオートで mka → wav+cue にできてしまうわけですから、foobar に依存してしまっている Int-cue とは差がありすぎます。
(foobar で焼くなら別ですけれど、EAC でリップして foobar で焼いたらなんの意味もないですからね…)