Notice
件の「な」というロゴの赤さを文書構造体に論理的に組み込めるかという記事はえらく多くの方に読まれたので、せっかくですのでメモ程度の補記をしておきます。既にいろんな方がいろんな考えを書かれていますし、結局私はろくな答えを持っていませんので、詳細はそちらを参考にしてください。どのような反応があったかは、前述の記事のコメントやリンク元などを参照してください。最近「無断リンク騒動」などで人気のはてなでもたくさんブックマークされましたので、そちらも合わせてどうぞ。
ところでこのサイトは(いわゆる高機能な)アクセス解析をしておらず、単にページビューを測定しているだけでリンク元などについては rNote の機能頼りなんですが、結構ポロポロとこぼしてしまうようです。そのため言及していただいたのに気付いていないことがあるかもしれません(その場合は申し訳ないです)。これまでは「どうせ大して読まれないだろう」というスタンスでしたし実際今までリンク元があふれることなんてほとんどなかったのでこれで十分だったわけですが、そろそろなにか別の方法を考えた方がいいかなと思った次第です。
span で構造明示が出来るかどうか
id:kidd-number5 氏が書かれていますけれど、この一文は span による構造化を肯定するのに十分だと思います。
The DIV and SPAN elements, in conjunction with the id and class attributes, offer a generic mechanism for adding structure to documents. These elements define content to be inline (SPAN) or block-level (DIV) but impose no other presentational idioms on the content. Thus, authors may use these elements in conjunction with style sheets, the lang attribute, etc., to tailor HTML to their own needs and tastes.
もちろんテキストマークアップ派である id:teramako 氏が述べられている通り、div/span の利用法については微妙な面もあるのですが、どうしても明示することを前提に入れるとするなら問題は class="red" のみとなります。
なんで class="red" か
で、問題の class="red" の話。
HTML4.01 仕様書の 7.5.2 Element identifiers: the id and class attributes は絶妙な書かれ方をしていて、class 属性 や id 属性、特にその前者がまるでスタイルシートでの指定をするためだけに割り当てられるかのようにも見えるのですけれども、表記例を見るときちんとそれらは文書構造体に対してある程度の論理的な意味合いを持つものだけが書かれています。それに加えてたとえば class="blue" なんてのを作ると文書構造体の末端だけが異様に浮いてしまいますし、別に blue という値を与えたからと言って必ず青くすることが出来るわけではないのが構造化言語だと考えています。それゆえに、赤くしたいだけで class="red" なんて値を与えるのは意味がないといいますか文書構造体に彩色という装飾情報を与えるだけの行為ですので、私なら通常絶対やりませんし、むしろ唾棄すべき手法だと思ってます。
前回の発言プロセスの繰り返しとなりますが、ここでの疑問は2つです。1つはそもそもこの「な」には論理的意味合いがあるのかどうか。そして2つ目は「な」が論理的意味合いを明示させるためのものであると仮定したのならば、それを木構造の葉として明示するために最適な方法はなにかであります。特に後者はたとえば higurashi や na なんてのも考えられるわけですがこれらが真に論理的構造を明示できるかどうかについてはどうしても疑問が残ってしまいますし、そこで[赤い]という包括的なものをそのまま論理的構造体として利用できないかと考えたわけですが、それはそれでいくつもの思想的なハードルがあるので難しい…というわけであります。
もちろんこの場合は文書構造体として論理的意味合いを与えた(つもりな)だけですので、別にその部分が赤く表示される必要はないわけです。もちろん Document language で必ず色を表示させようとする姿勢など持ち得ないし意味が無いわけで、そういう事情を考えれば、あるいはそれを乗り越えれば class="red" というのは存在しえるのではないかなと考える次第ですが、本当にそんなことが正しいのかどうかの自信は今でもありません。
いちばんしっくりきたのは
今までの全議論を否定することになりますが、ロゴのマークアップなんて行為そのものが異常だという意見には全くその通りだと思う次第でして、マークアップするのは無理だし最初から PDF ででもやれよというのは全く妥当な考えだと思ってます。

のようなものを使います。






Comment (コメント)
http://ab-3.net/2006/07/font_color_equal_red.html
ちなみにこのページで『な』を着色してる方法は、方法1~5のどれでもありません。
私はこれ見てコケました♪
客観的に言えばロゴのデザインであってそれ以上ではないでしょう。
「ロゴから自分が受ける主観的印象」以上のものを求めたければ、当該ロゴの諸権利を保持している方やその団体の広報に意図を問い合わせるしかないと思います。
>「な」に与えてやるべき class の値は red でよいの?
基本的に何のマークアップもせずに表記するのが情報としては正しいでしょう。
どうしても「疑似的に表現したい」、という事であれば、
<span class="higurashi-title">
ひぐらしの<span class="higurashi-em">な</span>く頃に
</span>
<style>.higurashi-title .higurashi-em { color: red; }</style>
という所でしょうか。
「きちんと表現したい」のであれば、画像を使う事やVMLの使用を検討すべきかと思います。
VMLはもう古いですね、何も考えずに書いたらVMLと手が打ってしまいました(^^;
今ならSVGでしょうね。ネイティブサポートしているブラウザも増えていますし。
<style>em.higurashi { color: red; }</style>
ひぐらしの<em class="higurashi">な</em>く頃に
<?xml version="1.0" encoding="EUC-JP"?>
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd">
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=EUC-JP" />
<title>ひぐらし</title>
</head>
<style title="text/css">
<!--
.red_color {
color: #FF0000;
}
-->
</style>
<body>
ひぐらし<span class="red_color">な</span>く頃に
</body>
</html>
ちなみにマークアップの際のid/classの使い分けの説明は、こちらが一番分かりやすいと思います。
http://www.k3.dion.ne.jp/~outside/kisotisiki/taisyou/class-id.html
あと、HTML+CSSについてはこちらのサイトが参考になるでしょう。
http://www.aichan.biz/html/
http://www.htmq.com/index.htm
HTMLの勉強ついてはgoogleで[html 入門]とやれば、いくらでも出てくると思います。
僕はData1にひぐらしの <赤>な</赤> く頃にを格納
んで文章中にひぐらし~があれば置き換えるって
考えたけど・・・HTMLでつかえねーじゃん!
以上VB馬鹿の考えでしたw