この記事に書かれている内容は後々の検証の結果、既に記述内容が古くなってしまっています。現在はもう少し洗練されたものが出来ていますので、後日公開予定のそちらも参考にしてください。
私以外にも W-ZERO3 を買った友人が今のところ 2 人いて、動画はどういう風に作るのがおすすめ? と聞かれるのでその回答メモなど。あくまでも動画など扱わない友人向けなので、たいしたことは書いていません。本当にメモのレベル。また、基本的に設定などは自分の私見まみれなのでもっといい設定などをご存知の方はぜひともこっそり教えてください。
再生には TCPMP(BetaPlayer) を。AAC 再生プラグインは別途になっています。
当たり前ですが動画のソースがないと話が進みませんので、DVD などからリップしたものやキャプチャ動画などがまずは必要です。
一番簡単な方法(普通はこれ)
定石どおり携帯動画変換君を使用します。ZERO3 でもやっぱりこれ。もはや設定さえめんどいという場合にはデフォルトプリセットの「MPEG4 一般設定」のモノラルで大丈夫です。
それを ZERO3 向けに Transcoding.ini を少し書き換えるとこんな感じ。あくまでも自分用なので強調部を中心に好みで変えてください。
[Info]
Title=ZERO3用の設定
Description=ZERO3 で TCPMP を使って再生するための簡易設定
[Item0]
Title=ZERO3 向の設定 (スピーカー用/低品質)
Command0=""<%AppPath%>\cores\ffmpeg" -y -i "<%InputFile%>" -timestamp "<%TimeStamp%>" -bitexact -vcodec xvid -fixaspect -s 320x240 -r 14.985 -qscale 6 -bf 8 -acodec aac -ac 1 -ar 48000 -ab 56 -f mp4 "<%OutputFile%>.mp4""
[Item1]
Title=ZERO3 向の設定 (イヤホン用/低品質)
Command0=""<%AppPath%>\cores\ffmpeg" -y -i "<%InputFile%>" -timestamp "<%TimeStamp%>" -bitexact -vcodec xvid -fixaspect -s 320x240 -r 14.985 -qscale 6 -bf 8 -async 1 -acodec aac -ac 2 -ar 48000 -ab 80 -f mp4 "<%OutputFile%>.mp4""
[Item2]
Title=ZERO3 向の設定 (スピーカー用/標準品質)
Command0=""<%AppPath%>\cores\ffmpeg" -y -i "<%InputFile%>" -timestamp "<%TimeStamp%>" -bitexact -vcodec xvid -fixaspect -s 320x240 -r 14.985 -qscale 4 -bf 8 -acodec aac -ac 1 -ar 48000 -ab 56 -f mp4 "<%OutputFile%>.mp4""
[Item3]
Title=ZERO3 向の設定 (イヤホン用/標準品質)
Command0=""<%AppPath%>\cores\ffmpeg" -y -i "<%InputFile%>" -timestamp "<%TimeStamp%>" -bitexact -vcodec xvid -fixaspect -s 320x240 -r 14.985 -qscale 4 -bf 8 -async 1 -acodec aac -ac 2 -ar 48000 -ab 80 -f mp4 "<%OutputFile%>.mp4""
[Item4]
Title=ZERO3 向の設定 (スピーカー用/高品質)
Command0=""<%AppPath%>\cores\ffmpeg" -y -i "<%InputFile%>" -timestamp "<%TimeStamp%>" -bitexact -vcodec xvid -fixaspect -s 320x240 -r 14.985 -qscale 2 -bf 8 -acodec aac -ac 1 -ar 48000 -ab 56 -f mp4 "<%OutputFile%>.mp4""
[Item5]
Title=ZERO3 向の設定 (イヤホン用/高品質)
Command0=""<%AppPath%>\cores\ffmpeg" -y -i "<%InputFile%>" -timestamp "<%TimeStamp%>" -bitexact -vcodec xvid -fixaspect -s 320x240 -r 14.985 -qscale 2 -bf 8 -async 1 -acodec aac -ac 2 -ar 48000 -ab 80 -f mp4 "<%OutputFile%>.mp4""
[Item6]
Title=ZERO3 向の設定 (今すぐ出かけるとき用ダッシュモード)
Command0=""<%AppPath%>\cores\ffmpeg" -y -i "<%InputFile%>" -timestamp "<%TimeStamp%>" -bitexact -vcodec xvid -fixaspect -s 320x240 -r 14.985 -b 600 -acodec mp3 -ac 2 -ar 48000 -ab 80 -f avi "<%OutputFile%>.avi""
- 自分の好き好きで太字の値を変えると吉です。
-qscale 3の値を大きくすれば大きくするほど動画が喰う容量が減ります。が、たとえばぱにぽにの 2nd OP のような切り替わりと動きの激しい場面ではひどくかくかくになってしまいますので、あまり上げすぎないのが吉。- fps は事実上 20fps 近くで再生時に端折られるので無理に上げてもロスが多くなります。1GB の miniSD などを使っているのであれば 23.98/29.97 にするのもいいかもしれません。
- 本当は音声を HE-AAC にしたいんですけれども、今はじめて動画が動く携帯機種を手にしたゆえ携帯動画変換君に慣れていないので自分にはまだまだ無理くさい。投入した動画を半分に割って別のラインで通して最後に ogm か mkv ないしは mp4 にしたいんですが(avi では HE-AAC 入らない)、割るところまではわかったものの分離したデータがどこに置かれるのかがわかりませんでした。orz
ほかの携帯機種、たとえば WX310K などの、指定された仕様が狭いために「こうすれば動く」というものでは ZERO-3 はなくて、上の方法でも「これでも動く」なのでやり方いろいろです。
この方法はあまり手間もかからずとても便利。これはいいですね。
MPEG-1 にする(これも簡単だけどあまり使わない)
携帯動画変換君に直接パスできない動画で、自力で動画変換能力を持っていない場合は TMPEGEnc あたりで MPEG-1 にすればそれを ZERO3 で見られます。もちろん所詮 MPEG-1 (=VideoCD) ですが、再生させてみるとどう見ても再生負荷が軽いので、もしかしたら電池が持つかもしれません。
作り方はウィザードに従うだけなのですぐにわかります。
普通に動画を作る方法(動画を扱っている人向け)
普段から動画を扱うようなことをしている場合は、自力で変換してしまうのが一番いいかもしれません。本当に好き勝手に作れてしかも再生できてしまいます。おすすめは (XviD-2pass-QVGA+HE-AAC).ogm/mkv あたり。
動画のサイズを(大抵)半分くらいにして動画を再エンコ、音声は分離して HE-AAC にしてあとはくっつけるだけじゃんと思える場合にのみこの方法も使えるかと思います。ただ、編集のついでとかならともかく、変換するだけなら明らかに上記の方法のほうが楽。フィルタをかけたり細かい設定をしていいものを作るという場合にはこっちのほうが便利ですが、そういう場合でなければ純粋に面倒。慣れていればやりようによっては 1 分で終わる作業ですが、なにも用意されていない状態で一から(たかが)モバイル動画のためにここまでやる価値があるかどうかは微妙なところ。
- XviD の設定は好みが出るところですが、600 でもほとんどの動画では十分に見えます。動きの激しいアニメの場合や目が肥えている方などは 700-800over くらいに。mkv の VFR も見た感じ一応理解はしているようなので 15 / 24 / 30 の切り替えには使えるかもしれません。15 の VFR を作る壁の方が大きいですが…
- DivX は今ひとつ好きでないので 5.0.5 でしか試していませんが使えます。H.264 は mp4 コンテナに入れてもよほど低画質設定にしないとマトモに動きませんでしたが、映らないことはないです。
- WMV9 も十分再生可能ですが、wmv コンテナは扱えないので avi か mkv に入れる必要があります。
- 音声はスピーカーが 22Hz モノラルなうえに性能があまりよくないのでスピーカー再生のみなら HE-AAC radio で十分だと思います。aacenc32 を使うのであれば、
aacenc32 -vbr radio -profile HE -mono (input.wav) (output.aac)くらい? 基本的に耳で聴き取れる限界よりスピーカーの再生能力のほうが低いかと思います。イヤホンの場合は何を音にするかで好き好きの世界になりますが、大体 vorbis の q4 あたりか AAC streaming あたりでいいかと思います。mp3 にすればコンテナを avi に出来ます。もちろん容量的に見ても音声の TTA/FLAC も十分可能なので、お好みで。 - アスペクト比も再利用性などをまったく無視すれば 4:3 / 16:9 以外も扱えます。
- 設定しだいでは 640x480 で ZERO-3 でも快適に見られて PC でも十分に視聴に耐えるものも作れます。
力量しだいで最高の画質を最小限の容量で実現した動画が出来ます。専用のフィルタもかけられますので、真剣に動画を見たいならこれで。まだまだ試行錯誤の段階なので「このほうが綺麗に作れるよ」というのがあればひとつご指導ください。






Comment (コメント)
ググってたどり着きました!
HE-AAC音声付動画の変換君のTranscodingについてお聞きしたいのですが、
具体的にどういう設定になるんでしょうか?参考までにさらしてもらえるとありがたいのですが・・・
ちなみにHEに必要なファイルはcoresフォルダにつっこんであります。。。
mp4 コンテナには HE-AAC を音声として使えますので、上のを応用すればそのまま使えるんじゃないかなと思います。
たぶん、ffmpeg+aacenc32 → mp4 という工程で済むはず。
&多重投稿失礼しました・・・削除お願いしますorz
>cores に 8ball は既に突っ込んであるんですよね。
おっしゃるとおり8ball は入れてあります!
>ffmpeg+aacenc32 → mp4 という工程
動画と音声と分けてそれをそれぞれエンコしてくっつけるって感じですかね^^;
いまいち分からんです申し訳ないです。。。
晒しに期待してます(もちろんお時間があるときで構わないです^^)!
http://revivalgate.net/pc/mobile/2006-03-17b.html
参考になるかどうかは分かりませんが、以上をもって回答とします。
(重複投稿分は削除させていただきました。ご了承ください)
こちらを参考にさせていただきます!
容量圧縮に非常に助かりました
ありがとうございました!!